さて、前回は日本のITリテラシーについてお伝えしましたが,今回はそんな日本を狙うインターネット上のコンピューターウイルス・マルウェアについてお伝えします。
「うちは大丈夫」と思っている方も一度冷静になって社内の環境や管理体制に目を向けてみるきっかけになるかもしれませんよ。
コロナ禍で今日本はテレワークやリモートワークといった出社することなく仕事を行う環境を急ピッチで整え、実施をしてきました。
しかし、その反面セキュリティ対策が追い付いていないのが現状ではないかと思います。
また社員のリテラシー教育にも時間を割けていません。
そんな中今流行しているのが、Emotet(エモテット)というマルウェアです。
Emotetとは
知り合いや取引先を装った巧妙な偽メール「Emotet」の被害急増
このEmotetに感染した場合、被害者でもあり同時に加害者になります。
もう「うちは大丈夫」が通用しないんです。もし感染したら取引先やお客様にも被害を被るのです。
また、メールの開封については管理が難しく個人の判断に任せられていることがほとんどです。
管理をすることができたとしても非常に手間と時間と管理体制が必要になってきます。
その為、まずはウイルスやマルウェアからネットワークやパソコンを守ることが重要になってきます。従来の社内ネットワークだけを守るUTM(統合脅威管理)のみではなく、社外でネットにつなげる可能性のあるパソコンは、しっかりとエンドポイントセキュリティ(セキュリティソフト)で端末自体を守ることも必要です。
・PCのセキュリティソフトは入っていますか?
・ライセンス期間は切れていませんか?
・市販のセキュリティソフトだけで対応していませんか?
今一度確認してみてはいかがでしょうか?